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教員紹介

岩井 亮雄 講師

  • 研究者名(フリガナ) 岩井 亮雄(イワイ リョウタ)
  • 職 名講師
  • 専攻語朝鮮語

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

一緒に朝鮮語と朝鮮語学を勉強しましょう。自己紹介:専攻分野は朝鮮語学です。学位論文では現代朝鮮語の母音の変化を考察しました。学部では、朝鮮語、朝鮮語学、朝鮮文学の授業を担当しています。(この文章を書いている2022年9月末で)着任して1年半になりますが、朝鮮語を学ぶこととことばを観察し分析することの楽しみを学生の皆さんと享受できるよう、試行錯誤しています。

研究分野 朝鮮語学
キーワード 音声、音韻、文法、語史、方言
研究テーマ

朝鮮語の構造・歴史・方言、言語研究における数理科学的方法。以上が最近重点的に勉強していることです。その中でも、朝鮮語の音声に関心があります。とりわけ、その物理学的・生理学的性質、地域差・世代差などの変異、近年起こりつつある変化、過去の朝鮮語から現代語への変遷に興味があります。そのほか、朝鮮語の単語の方言形と過去の朝鮮語との関係を調べたり、朝鮮語を教えるようになってからは文法観(構造の説明の仕方)の違いについて考えたりしています。

代表的著作、論文等

・福井玲編『小倉進平『朝鮮語方言の研究』所載資料による言語地図とその解釈』(東京大学韓国朝鮮文化研究室)
・韓国語ソウル方言単母音の変化の方向性と聴取判断の様相―/ㅔ/と/ㅐ/の合流と/ㅗ/と/ㅜ/の接近を中心に―(『朝鮮学報』第242輯、朝鮮学会)
・方言資料を通して見た母音ㅚとㅟの発音の変化(『朝鮮語研究』8、朝鮮語研究会)

所属学会、その他の研究活動等 訓点語学会、朝鮮学会、朝鮮語研究会
担当授業 ●学部 朝鮮語3、朝鮮語11、朝鮮言語文化概論、朝鮮語学演習Ⅰ、朝鮮語学演習Ⅳ、朝鮮文学演習
●研究科目 アジア言語構造論Ⅲ、アジア言語構造論Ⅳ、世界の言語事情
●全学共通科目 朝鮮語中級