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OUDiLHum(Osaka University Digital Library of Humanities) :大阪大学人文系デジタル・ライブラリーの貴重本・写本コレクションが公開されました。

2024.1.22

研究を通じて出会う多くの貴重な書籍や写本を、世界中の研究者や学生に知識を普及させ、研究と教育の機会を広げることを目的として、大阪大学学術情報庫(OUKA)を通じてデジタル化したコレクションを公開するOUDiLHumプロジェクトが立ち上がりました。
人間文化研究機構「グローバル地域研究推進事業」のもとで展開されている「環インド洋地域研究プロジェクト」の大阪大学拠点(HINDOWS)では、環インド洋地域における「文学と思想の混交性と創造性」をテーマに研究を推進しています。
メンバーが現地で収集したインドの古ヒンディー語の写本と貴重本のコレクションが公開されました。
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/


写本提供者Udaya Śaṅkar Dubey氏のご自宅での撮影の様子
(↑写本提供者Udaya Śaṅkar Dubey氏のご自宅での撮影の様子)

Tulsīdās著Nārāntak Vadhの写本
(↑Tulsīdās著Nārāntak Vadhの写本:Tulsīdāsの作品としては一般に知られておらず、今後の研究が期待される)

Bihārī著Satasaī詩集の写本
(↑Bihārī著Satasaī詩集の写本:ヴィクラマ暦1821年書写)

17世紀の宮廷詩人Sukhdev Miśraによるヒンディー韻律書Piṅgalaの写本
(↑17世紀の宮廷詩人Sukhdev Miśraによるヒンディー韻律書Piṅgalaの写本:著者の末裔である Śaśiśekhar Miśra氏から提供いただいた)