令和5年7月22日（土）に箕面キャンパス1階大講義室において、第1回「さまざまな視点で世界を見る」トルコ・シリア北部地震チャリティ講演会を開催しました。

シリーズ「さまざまな視点で世界を見る」は、外国語学部・⼈⽂学研究科外国学専攻の専攻語や教育・研究の特⾊を⽣かして、その時々の世界の諸課題と関連するテーマを設定し、参加者に新たな視点を得る体験をしていただく企画です。

当日は90名近い方にご参加いただき、(公財)箕面市国際交流協会（MAFGA）の岩城あすか事務局次長から「被災地を通して考える復興支援～マルマラ地震（1999年）とトルコ＆シリア地震（2023年）の状況から～」、本学外国学専攻の宮下遼准教授から「違法建築と政治、不法居住者という文化：トルコ共和国の都市化を考える」、人間科学部4年生の島村優希さんから「復興支援ボランティアを通じた、学生の視点から見た被災地」と題した講演があり、最後には、在名古屋トルコ共和国総領事館のウムット・リュトフィ・オズデュルク総領事からいただいたビデオレターが放映されました。活発な質疑応答やアンケートでは「普段聞けない内容が聞けて良かった」「期待以上だった」「学ぶ喜びを感じた」など好評をいただき、本件に関する関心の高さがうかがえました。

また、講演会後には、MAFGA、株式会社 箕面ビールのご協力により、3階ピロティにおいて、「トルコ料理と箕面ビールを楽しむ会」を開催しました。同会では、MAFGAが運営するcomm cafeによるトルコ料理提供のほか、箕面ビールの販売、トルコ語専攻によるトルココーヒーとチャイの販売があり、飛び入りも含めて150人を超える参加者がデッキの夜風に当たりながら思い思いに楽しんでいました。

当日の収益の一部は、CODE海外災害援助市民センターを通じてトルコ地震支援のために寄付いたします。