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専攻語案内

トルコ語専攻

◎本トルコ語専攻では、トルコ共和国の言語・文化や社会に強い関心を抱き、その母語であるトルコ語の習得への強い意欲を持ち、高い目標を実現すべく努力を怠らない人を望みます。また将来的にトルコ語を用いてトルコ系諸国の言語や文化、さらには社会について深く学びたい人、自らの考えや思いをトルコ語で発信したいと思う人を求めます。

専攻について

ボスポラス海峡をはさんで、アジアとヨーロッパの両大陸にまたがる国トルコは、日本の2倍強の国土を有し、そこにはおよそ7500万人の人々が住んでいます。

トルコ共和国の公用語であるトルコ語とはどんなことばなのでしょうか。トルコ語はいろいろな意味で英語とは違う点が多いことばです。そのためか、ヨーロッパなどでは、トルコ語は難しいと言われることがあります。では、私たちにとってはどうでしょうか。もちろん外国語ですから簡単なわけはないのですが、それほど難しくないと言ってもいいでしょう。発音は、とっつきにくい点もありますが、比較的早い時期に慣れることができるでしょう。単語の語形変化も規則的で、何ページもある不規則動詞の活用表の暗記に苦しむ、ということはありません。そして、何と言ってもうれしいのが語順です。トルコ語の基本語順は、主語-目的語-述語の順番で、日本語と同じです。前置詞や関係詞などはなく、日本語の助詞のようなもので文法関係を表します。また、文字がローマ字であることも、学習しやすい点のひとつです。

トルコ語は、系統的には、中央アジアで話されているウズベク語やウイグル語やカザフ語、シベリアで話されているヤクート語などと親戚関係にあります。

授業関係

授業科目を簡単に紹介しておきますと、1, 2年生ではトルコ語実習が中心となります。3, 4年生では、上級トルコ語、トルコ文学、トルコ文化、トルコ史、チュルク諸語(トルコ語と親戚関係にある言語)などをはじめとする専門的な授業が組まれています。

教員紹介