受験生へのメッセージ
受験生の皆さん、はじめまして。私は現代アメリカ文学、とりわけフィリップ・ロスの小説を専門としています。文学研究の醍醐味は、今まで自分が培ってきた言語運用能力を作品の読解に活用できるだけでなく、ポップなものからシリアスなものまで、自分の関心がある領域や、普段の生活から体得していった知識を最大限に活用できることだと思います。そういった過程を経ることで、世界に対する解像度が今まで以上のものになるはずです。外国語学部でぜひ世界を探求してください。
研究活動の紹介
私は主にフィリップ・ロスの後期作品における、(比喩的な意味も含めた)戦争と身体性との関係性を研究してきました。今はロスから影響を受けたことを明言している新進気鋭の作家たちが、9.11同時多発テロ以後の世界をどう描いているのか、とりわけ「対テロ戦争」により大きく様相が変わってしまった空港という場に注目して研究しています。
- 研究分野
- 現代アメリカ文学・文化
- 研究キーワード
- アメリカ文学、フィリップ・ロス、戦争、身体性、テロリズム
- 代表的著作、論文等
- "The Revenant’s Voice Returns: The Transcendence of the Female Terrorist in Philip Roth's American Pastoral"(『関西アメリカ文学』54, pp.21-33, 2017年10月) "The Broken “Soldier” at a Camping Site: Battling against the Multi-layered Epidemic in Philip Roth’s Nemesis." ( 『関西アメリカ文学』56, pp. 5-16, 2019年10月 ) 「リンドバーグ大統領とフィリップ少年 — "The Plot Against America"から読み解く現代アメリカの姿」(『ユダヤ・イスラエル研究』37, pp. 27-35, 2023年12月)
- 所属学会、その他の
研究活動等 - 日本アメリカ文学会、日本英文学会、大阪大学言語社会学会、日本ソール・ベロー協会
