受験生へのメッセージ
ポルトガル語は世界の様々な国や地域で話されていますが、私が研究対象としているのはブラジルのポルトガル語です。ブラジルは、現在、世界で最も多くのポルトガル語話者数を擁する国です。日本のおよそ23倍もの面積を誇るその広大な国土には、様々な地域的背景や社会的背景をもった人々が生活しています。その結果、ブラジルで話されているポルトガル語は、地理的・社会的バリエーションに富んだものと言えます。このような多様性豊かな言語を学習することによって、言語の運用能力はもとより、物事を多面的に捉える柔軟な思考力を身に付けてもらいたいと思います。
研究活動の紹介
現代の日本語にも「ら抜き言葉」や「さ入れ言葉」といった変化が見られるように、ブラジルのポルトガル語にも進行中の言語変化が存在します。一見、「誤用」と判断されてしまいがちな用法でも、実は若い世代を中心に広く普及し、時には言語体系に影響を及ぼすものもあります。このような現代のブラジルポルトガル語にみられる形態統語的変化に関する研究を目下の課題としています。
- 研究分野
- ポルトガル語学
- 研究キーワード
- ポルトガル語学、外国語教育、言語学
- 代表的著作、論文等
- 『世界の言語シリーズ11 ポルトガル語』(大阪大学出版会)
- 所属学会、その他の
研究活動等 - 日本ポルトガル・ブラジル学会、大阪大学言語社会学会
