受験生へのメッセージ
Buongiorno! 鹿児島に生まれ育ち、大学から関西にやってきました。イタリアに初めて行ったのは大学4年生の夏休み。エトルリア文明の跡が残るペルージャという街でした。美しい街並みを背景に現地の方が話していたイタリア語の響きが心地良くて、すぐに惹かれました。また、私の拙いイタリア語が通じてコミュニケーションが取れたときの嬉しさは、今でも私の学びの原点になっています。私はいま、イタリアの近現代文学、とくに演劇の研究をしています。
外国語はもちろん学習の対象ではありますが、それ以前に世界中のより多くの人とおしゃべりするための大切なツールです。世界には、まだ皆さんが出会っていない多くの国や街があり、そこには多くの文化や生活が息づいています。たくさんの友人も皆さんを待ち受けています。将来、皆さんと好きなイタリアの話を一緒にしたいですね。
研究活動の紹介
19世紀後半から20世紀前半にかけてのイタリア演劇、とりわけルイジ・ピランデッロの「劇中劇三部作」における劇作家と演出家との対立やフィリッポ・トンマーゾ・マリネッティの「綜合演劇」の劇作法を通して、当時のイタリア演劇の前衛性を指摘すると同時に、西洋演劇史におけるイタリア演劇の位置づけを現在の研究対象としている。
- 研究分野
- イタリア近現代文学(特に演劇とシチリア文学)
- 研究キーワード
- ルイジ・ピランデッロ、シチリア、未来派、フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ
- 代表的著作、論文等
- (著作)『世界の言語シリーズ13 イタリア語』(大阪大学出版会、2019)
(著作)『イタリアの文化と日本: 日本におけるイタリア学の歴史』(共著、松籟社、2023)
(論文)「『劇中劇三部作』における即興演出と叙述テクストの関係性について」(『言語文化研究』第40号、大阪大学言語文化研究科、2014)
(論文)「マリネッティにおける機械化された身体」(『言語文化研究』第48号、大阪大学言語文化研究科、2022) - 所属学会、その他の
研究活動等 - イタリア学会、関西イタリア学研究会
