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外国語学科ペルシア語専攻
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関西イラン研究会
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  教員紹介
 
大学院人文学研究科所属教員  
    
教授 竹原 新    イラン民俗学が専門で、主にペルシア語で語られる昔話、伝説、世間話(都市伝説、現代伝説)といった民話、及び、前兆、卜占、禁忌、呪術といった俗信について、文献資料とフィールドワークで得た資料を用いて研究しています。特に、イランにおける民俗学的境界論、異人論に興味があります。
       
准教授 ジェイ ベヘナム    専門は対照言語学で様々な言語現象に関心を持っています。特に、ペルシア語の文の形成、語順、語形成などを研究しています。面白いことに、ペルシア語は単文が日本語と同じく主語、目的語、動詞という語順ですが、複文では目的語を最後に置くという英語に近い構造をもっています。このようなペルシア語の言語学的な現象を研究し、ペルシア語やイランで話されている言語に関する知識を深めていくのが目的です。大学では主にペルシア語文法、ペルシア語学演習や一般言語学の講義を担当しています。
       
講師 中村 菜穂    イランの近現代文学について研究しています。ペルシア語といえばオマル・ハイヤームのような古典文学も有名ですが、そのような古い伝統を受け継ぎながら人々がどのように新しい作品を生み出していったのか、また現代に生きる人々がどのような思いを抱き、それを作品に表したのか、という点に関心を持っています。
       
特任准教授 レザーイーバーグビーディー、ハサン    古代イランの言語文化、および、サンスクリットを専攻としております。主として古代イランの歴史と文化、古代イラン諸語、アヴェスタ語、パフラヴィー語、パルティア語、ソグド語、サンスクリット、ゾロアスター教、マニ教の分野で研究しております。
       
       
       
外国語学部非常勤教員    
非常勤講師 木下 実紀    ガージャール朝時代、主に立憲革命期に西欧諸語からペルシア語に訳された小説や散文を研究しています。日本を含む非西欧圏では、近代化の流れとともに西欧諸語からの翻訳が盛んに行われるようになり、外来の文章を土着化する動きがありましたが、イランの場合の特異性に注目して研究してきました。
       

非常勤講師

 

近藤 百世    イランの近現代史及び情勢分析を専門にしており、ガージャール朝以降に国内で生じてきた変化・変容について関心があります。講義では、イラン核合意に係る問題を取り上げ、歴史的な背景を踏まえながら国際関係を含めた内外の変化への理解を深めつつ、現況をより総合的に捉えるための視角を提供したいと思います。
       

非常勤講師

 

千坂 知世    専門は現代イラン政治と比較政治学です。最近は、どのようにイランのような権威主義国で選挙が管理されているのか、また、それが選挙ボイコットや抗議デモに与える影響やメカニズムとは何か、といった問いを研究しています。講義ではイラン国内外で生じた政治的対立(革命、反体制デモ、対米関係など)の原因や帰結について一緒に考えていきたいと思います。
       
非常勤講師 吉田 雄介    イランは抽象的な国ではありません。地理的にみれば凸凹の大地からなる具体的な地域から構成され、人々の歴史が刻み込まれた多様性に満ち満ちた場所です。私は手織物・敷物生産という地域に根差した生業を軸にして、「イラン」という場所を地理学的手法で研究しています。授業では、少しでもイランの多様性を理解することができるようにイランの地誌を多面的に講義しています。
       

非常勤講師

 

渡部 良子    専門は前近代イラン史、特に13-14世紀モンゴル帝国時代の政治・社会・文化的変容について研究しています。「異民族侵略の時代」として捉えられがちなモンゴル時代ですが、多文化接触の中での変化が、のちのイランの社会・文化を方向づける数々の影響をもたらしました。常に多民族・多言語・多文化の共存・交渉の中で展開してきたイランの歴史を理解する手がかりとなる時代として、さまざまな史料・視点による研究に取り組んでいます。
       
 
 
 
 
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