平成17年度 ウルドゥー語専攻内行事(クリックすると写真が見られます)
4月1日 本学ウルドゥー語専攻で24年間教鞭を執られたタバッスム・カーシミーリー博士が帰国されました。帰国に際し、学生有志が引越しのお手伝いをしたり、見送りでご自宅や空港に集まったりしました。タバッスム先生の後任には、パンジャーブ大学オリエンタル・カレッジウルドゥー文学専攻主任教授のムハンマド・ファハルル・ハク・ヌーリー博士が着任されました。
4月4日 入学式
4月8日 専攻語別の新入生を対象としたオリエンテーションが開催され、ヒンディー語のスルターナ先生とウルドゥー語のヌーリー先生による南アジアに関する概説がありました。その後、共同研究室において、ウルドゥー語上級生主催による歓迎茶話会が開催されました。
4月23,24日 ウルドゥー語専攻有志の企画により、滋賀県マキノ高原白鳥荘でのウルドゥー語専攻の合宿研修が実施され,45名が参加、3月までパキスタンのパンジャーブ大学に留学していた上回生によるガザルの朗誦やインド舞踊の披露、南アジア関連の景品によるビンゴ大会などが催されました。
5月25日 在パキスタン大使館経済班の宮田高専門調査員が本専攻を訪問され、学生が最近のパキスタン情勢に関し意見交換を行いました。その後ヌーリー先生、教員2名と学生7名が参加して夕食会が催されました。
6月8日 本学ウルドゥー語専攻の卒業生で、在パキスタン大使館政務班の中川康専門調査員が本専攻を訪問され、学生が最近のパキスタン情勢に関し意見交換を行いました。その後教員、卒業生、大学院生、学生10名が参加して夕食会が催されました。
6月19日 ウルドゥー語専攻学生有志によるパキスタン料理の夕食会が、ヌーリー先生のお宅で開催され、学生40名と教員3名が参加しました。昨年度パキスタンに留学していた学生が中心になって、1年生から4年生までが一緒に、カバーブ、ジャガイモと茄子のカレー、ニンジンとグリーンピースのカレーを調理しました。
6月23日 大学院生1人と4年生3人による修士論文及び卒業論文中間報告会が開催されました。
7月18日 大阪外国語大学オープンキャンパスで現役学生との懇話会が開催されました。
8月1〜5日 大阪外国語大学が連携する全国的組織「地域研究コンソーシアム」の活動の一環として、ウルドゥー語を用いた地域研究の可能性に関するワークショップが開催されました。
10月4日 本学前外国人教師タバッスム・カーシミーリー先生が国際交流基金の国際交流奨励賞(日本研究賞)を受賞され、東京のホテルオークラで開催された授賞式においでになられました。
10月11日 10月8日に発生したパキスタンの地震に関し、現地の報道を学生が翻訳して随時紹介するページを立ち上げました。
10月13日 ウルドゥー語学生有志によるパキスタン北部地震関連記事の翻訳活動が神戸新聞に紹介されました。
10月14日 10月11,12,13,14日にウルドゥー語専攻学生有志がパキスタン地震被災者への義捐金を学内で集めました。義捐金総額は合計17万円余りにのぼり、この全額を、14日に大阪市内のパキスタンレストラン「シャリマール」で開催された「パキスタン地震支援セミナー」に来られたカームラーン・ニヤーズィー在京パキスタン大使に、ウルドゥー語での挨拶をして手渡しました。
11月7日 ウルドゥー語学生有志によるパキスタン北部地震関連記事の翻訳活動が朝日新聞に紹介されました。
11月8日 科学研究費によるプロジェクト「ウルドゥー語メディアによる南アジアのムスリム・ネットワーク」に関する国際シンポジウム参加のため来日された、ゴーピーチャンド・ナーラング博士(インド国立文学アカデミー会長)、デヴィッド・マシューズ博士(ロンドン大学)、 タバッスム・カーシュミーリー博士(前大阪外国語大学外国人教師)、アフザール・アフマド氏(パキスタン最大の書店サンゲミール出版取締役)がウルドゥー語専攻1年生の授業に参加され、1年生との質疑応答に臨まれました。
11月9日 ウルドゥー語メディアによる南アジアのムスリム・ネットワークに関する国際シンポジウムが開催され、ゴーピーチャンド・ナーラング博士(インド国立文学アカデミー会長)、デヴィッド・マシューズ博士(ロンドン大学)、 タバッスム・カーシュミーリー博士(前大阪外国語大学外国人教師)、アフザール・アフマド氏(パキスタン最大の書店サンゲミール出版取締役)を海外から招き、日本人研究者との議論が行われました。シンポジウム終了後は学生ら参加者を交えた夕食会が開催され、この席で、本学名誉教授加賀谷寛先生の著書『ウルドゥー語辞典』の紹介も行われました。
11月13日 ウルドゥー語専攻学生有志によるウルドゥー語喜劇「アリフとヌーン」が大学祭で上演されました。国際シンポジウム参加のため来日された、ゴーピーチャンド・ナーラング博士(インド国立文学アカデミー会長)、デヴィッド・マシューズ博士(ロンドン大学)、 アフザール・アフマド氏(パキスタン最大の書店サンゲミール出版取締役)もこれを鑑賞され、上演後学生との交歓会に参加されました。
12月13日 ウルドゥー語学生有志によるパキスタン北部地震関連記事の翻訳活動が中日新聞に紹介されました。
1月 本学とパキスタンのパンジャーブ大学および国立民族伝統遺産研究所(ローク・ヴィルサ)の間で交流協定が結ばれました。パンジャーブ大学には昨年から今年にかけて4名の学生が私費で留学していましたが、今後両大学間での交流はさらに進むものと期待しています。また、ローク・ヴィルサとの協定では、本学学生がパキスタンの文化について研究するにあたり、研究費の一部がローク・ヴィルサより支給されることとなりました。今年度は4名(大学院生1名、学部生3名)が春休みに渡航し、それぞれの研究テーマに関し調査を行い、報告書を提出する予定です。
1月25日 本学卒業生で、パキスタンの日本大使館員がウルドゥー語専攻を訪問し、教員、学生と意見交換を行いました。
2月24日 外務省の招聘プログラムで来日された、パキスタン国立イスラーマーバード政策研究所長パルヴェーズ・イクバール・チーマ博士が本学を訪問され、ウルドゥー語専攻教員や学生と懇談されました。 |