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基本情報 | 最新情報(ニュース)

○基本情報

閣僚名簿
2006年1月29日発足新閣僚名簿は、こちら

○最新情報
2006年
7月9日
○アグニーVの発射実験を実施
 インド軍当局が、オリッサ州内の実験場で、長距離弾道弾ミサイル「アグニーV」の発射実験を実施したと発表した。同ミサイルは核を含むあらゆる種類の弾頭を搭載可能で、同型ミサイルの発射実験は初めて。射程は約3000km程度といわれ、北京や上海を射程内に収めるという。パキスタンをはじめ、関係国への事前通報を実施しており、軍当局は通常の実験の範囲内でそれ以上の意図はないと説明。(9日付BBC South Asia)
 なお、実験実施後、インドの科学者が今回の実験が失敗だったことを発表した。予定していた弾道を飛ばず、目標地点から2000km程度離れたベンガル湾に着水したという。(10日付The News International紙電子版)
 
7月5日
○中印間の国境を正式に開放
 6月19日の調印を受け、予定どおりナトゥー・ラ(Nathu La)峠が正式に開放された。同ルートの開放は44年ぶりで、「シルクロード」の再開に期待する声は多いと見られている。現時点では、貿易関係者のみに開放されているが、近い将来、旅行者への開放も期待されている。(6日付BBC South Asia)
 
6月20日
○プーンチ・ラーワラーコート間のバス運行開始
 シュリーナガル・ムザッファラーバード間に続き、プーンチ・ラーワラーコート間のバス運行が正式に開始された。チカン・ダ・バーグ(Chikan Da Bagh)ではソニア・ガーンディー国民会議派総裁が運行開始式典に出席した。(20日付BBC Urdu.com)
 
6月19日
○印中国境が44年ぶりに開放へ
 印中両国が、7月6日からナトゥー・ラ(Nathu La)峠を国境貿易のため開放することで合意し、ラサで調印を行った。2003年に原則的な合意に達していたが、両国間の調整に時間がかかっていたもの。同国境の開放は、中印国境紛争(1962)以来44年ぶり。(20日付BBC South Asia)
 
6月15日
○次期国連事務総長にシャシー・タルール氏を指名
 インド政府は、アナン国連事務総長の後任としてシャシー・タルール(Shashi Tharoor)現国連通信・広報担当次官補を指名することを決定した。現事務総長の任期は2006年12月までで、これまでにスラキアト・タイ副首相、藩基文韓国外交通商相らが立候補を表明している。(15日付BBC South Asia)
 
6月7日
○コイラーラ・ネパール首相が訪印
 5月に就任したコイラーラネパール首相が4日間の日程でインドを訪問し、デリー市内でマンモーハン・スィン首相と首脳会談を実施した。会談は友好的な雰囲気の中で行われ、話題の中心は2国間関係となった。滞在の最終日となる9日に共同記者会見を実施し、その席上、インドが大規模なネパール支援パッケージを提示することになっている。また、カラーム大統領やパテール内相とも会談を予定している。(8日付Nepalnews.com)
 
5月29日
○インド、パキスタンにテロ中止を求める
(イスラーマーバード) 2日間にわたって行われた内務次官会議で、インドはパキスタンが占領しているカシミールを管理している60近くの過激派キャンプ地に触れ、「越境テロ」を確実に止めさせるよう求めた。
一方パキスタン側は、パキスタンでのテロ行為に在アフガニスタン・インド領事館が関わっているという証拠の文書を提出する予定だと、メディアが報じている。(30日付Sify News電子版)

5月23日
○スリーナガル市内で爆弾が爆発
 マンモーハン・スィン首相の訪問を翌日に控えたジャンムー・カシュミール州の州都スリーナガルで、何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、国境警備隊の少なくとも25人が負傷した。当局によると、国境警備隊が乗ったバスに対し爆弾を乗せた自動車が衝突したもので、運転手は死亡した。24日からの円卓会議は予定通り開催される。(23日付BBC Urdu.com)
 
5月5日
○作曲家ノウシャード・アリー氏が死去
 ムンバイー市内で作曲家ノウシャード・アリー氏が心臓発作のため死去した。86歳だった。同氏は40年ぶりにパキスタンでの公開が許可されたムガレ・アーザム(MUghal-e Azam, 1960)や、パーキーザ(Paakeezah, 1971)など映画音楽などを数多く作曲した。(5日付BBC South Asia)
 
4月30日
○誘拐されていたインド人の遺体を確認
(カンダハール) 4月28日にザーブル州内で誘拐されていたインド人技師の遺体が発見され、家族により身元が確認された。犯行声明を出したターリバーンは、4月30日午後6時までにアフガニスタン国内のインド人全員の出国を要求し、できなかった場合には誘拐していたインド人を殺害すると予告していた。過去6カ月間で2人目のインド人犠牲者。今回犠牲となったスールヤナラヤナン氏は2006年1月からバハレーンの企業の職員としてアフガニスタンに駐在していた。(30日付Afghan Online Pressほか)

4月9日
○カルザイー・アフガニスタン大統領がインド訪問
(ニューデリー) カルザイー・アフガニスタン大統領が3日間の日程でインド訪問のため、ニューデリーに到着した。滞在中、マンモーハン・スィン印首相と首脳会談を実施し、農村開発などのアフガニスタン支援をはじめとする2国間関係強化につき話し合う。(10日付The News International紙電子版)

3月26日
○チャールズ英皇太子夫妻がインド訪問
(ニューデリー) チャールズ英皇太子とカミラ夫人が6日間の日程でインド訪問のため、ニューデリーに到着した。同皇太子の訪印は2003年10月以来。ニューデリーのあと、パンジャーブ州、ラージャスターン州各地を訪問する。(26日付ZEE News)

3月17日
○ロシアがウラン売却を決定
 訪印中のフラドコフ露首相が、マンモーハン・スィン首相との首脳会談後の共同記者会見で、ロシアがインドに核原子炉用ウランを売却することに同意したと発表した。ロシアは、タミル・ナードゥ州に建設予定の原子力発電所への技術供与も行う予定。(18日付BBC South Asia)
 (解説) インドでは商業用核原子炉が14基稼働しており、9基が建設中。現在3%を占める原子力発電の割合は2050年には25%に達するとみられる。ブッシュ米大統領の訪印時にも民生用核に関する協力合意がなされており、インドのエネルギー需要の急速な拡大がこうした背景にある。アメリカからの協力の見返りとして、インドは14基の商業用核施設を検査のために公開することに合意した。
 
3月13日
○中印国境協議が進展なく終了
(クマラコム(ケーララ州)) 第7回中印国境協議が新たな進展なく終了した。次回会合は中国で開催される。3日間にわたる協議では、ナラヤナン印安全保障担当顧問と戴秉国中国外交部副部長が双方の代表を務め、今後も協議を継続することで合意に達したが、進展はみられなかった。(13日付ZEENEWS.com)

3月10日
○サルマーン・ハーン被告に執行延期
 2月17日に有罪判決を受けたサルマーン・ハーン被告に対し、一時的に執行延期が認められた。同被告は「ボリウッド」の有名な俳優で、1998年にラージャスターン州内で狩猟が禁じられているインドレイヨウを無許可で殺害したとして有罪判決を受けていた。同被告は一貫して無罪を主張し控訴しており、次回公判は4月12日に行われる予定。(10日付BBC South Asia)

3月9日
○ワーラーナスィーの事件で犯行声明発出
(ニューデリー) ワーラーナスィーの事件で、「破壊の戦士(Lashkar-e Kahar)」を名乗る団体からインド側カシュミールの通信社に対し、電話で犯行声明が発出された。「カシュミールでの殺戮が止まらない限り、インドの人々は安心することはできない」と主張した。
(解説)これまでに知られていない団体名で、その背後関係は不明だが、アブドゥッラー・ジョウハルを名乗る人物からの電話で、イスラーム過激派だと考えられる。

○インドとミャンマーがエネルギー分野などでの協定に調印
(ヤンゴン) インドとミャンマーが、アラカン・ガス田開発を可能とするエネルギー分野での協力など、3分野での協定に調印した。ミャンマー訪問中のカラーム大統領と、タン・シュエ・ミャンマー国家平和開発評議会議長が調印式に出席した。(9日付ZEENEWS.COM)
(解説) エネルギー需要の急激な増加に伴い、インドはかねてからミャンマー、バングラデーシュからのガス・パイプライン敷設を模索していた。今回の調印で、西はイランから、東はミャンマーからのルートを確保することになった。

3月8日
○事件の犯人と見られる男を射殺
(ワーラーナスィー) 印警察当局が、ラクナウー市内でワーラーナスィー市内での爆弾事件の実行犯と見られる容疑者を射殺したと発表した。この容疑者は、拳銃1丁と爆発物2.5kgを所持しており、ラシュカレ・タイヤバ所属とみられる。(9日付The News International紙電子版)

○カラーム大統領がミャンマーを訪問
(ヤンゴン) A.P.J.アブドゥル・カラーム大統領が、インドの大統領としては史上初めて、3日間の日程でミャンマーを訪問するため、ヤンゴンに到着した。2003年のシェーカーワト副大統領(当時)以来の訪問となる。(9日付ZEENEWS.COM)

3月7日
○ワーラーナスィー(ベナレス)市内で爆弾が爆発
(ニューデリー) ヒンドゥー教徒にとっての聖地の1つであるワーラーナスィー市内のサンカトモーチャン(Sankatmochan)寺院と鉄道駅で複数の爆弾が爆発し、少なくとも20人が死亡した。現時点で犯行声明等は出ていないが、警察当局は、2005年10月のデリーでの爆発事件などと同様に、ラシュカレ・タイヤバ(Lashkar-e Toiba: LeT)による犯行の可能性があるとの見方を示した。(8日付Los Angeles Times電子版ほか)

3月6日
○印パ信頼醸成対話日程を公表
(イスラーマーバード) パキスタン政府は、印パ信頼醸成対話(第3ラウンド)の日程を発表した。概要は以下のとおり。
・3月27-29日: 経済・商業分野での協力(イスラーマーバード)
・4月18-19日: 経済・商業分野での協力(イスラーマーバード)
・5月23-26日: 経済・産業分野での協力(ニューデリー)
・5月30-31日: 経済・産業以外の分野に関する対話(イスラーマーバード)
・6月1-2日: 経済・産業以外の分野に関する対話(ニューデリー)
・7月20日: 外務次官級協議(ニューデリー)
・7月21日: 外相会談(ニューデリー)
・7月22日: 両国外相による印パ合同委員会(ニューデリー)開催(7日付The News International紙電子版)

3月4日
○ハワード豪首相がインドを訪問へ
(シドニー) ハワード豪首相が、5日から4日間の日程でインドを訪問すると発表した。訪問の目的は、2国間の経済関係および戦略的な関係を強化することであると説明した。同首相のインド訪問は、2000年以来。ダウナー豪外相は記者会見で、印米間の核をめぐる関係強化を歓迎する一方、豪が印に対して課しているウランの輸出制限を取り下げる意向がないことを改めて強調した。(3日付Times of India紙電子版)

3月1日
○ブッシュ米大統領がデリーに到着
 カーブル滞在を終えたブッシュ米大統領が、ニューデリーに到着した。訪問を控えたデリーおよびコルカタでは訪問反対を叫ぶ市民が集まった。これより先にも、デリーでは訪印反対を唱えるイスラーム教徒を中心とした約10万人が集まった。
 今回の訪印では、昨年のシン印首相の訪米時に原則合意に達した、民生用に限るインドの核開発を容認する協定への調印が見込まれているほか、ハイダラーバード訪問も予定されている。(2日付BBC SouthAsia)

2月28日
○ブッシュ米大統領がインド訪問へ
(ニューデリー) ブッシュ米大統領が、3月1日から3日までの日程でインドを訪問する。滞在先となるデリー市内のマウリヤ・シェラトン・ホテルとその周辺は厳戒態勢がひかれている。
 インドとアメリカは、核開発をめぐり意見の相違があり、どのような意見交換がなされるか注目される。その後、パキスタンとアフガニスタンを訪問する予定。(28日付ZEE NEWS.com)
 
○米印共同声明要旨(2006年3月2日)
1.経済・貿易分野
 ・両国間で貿易や投資を促進することにより、関係をいっそう強化する
 ・農業分野での関係を強化する
 ・2006年末までに世界貿易機構(WTO)ドーハ開発計画の達成を確認し、その結果達成に向け協力する
2.エネルギー安全保障・環境の整備  ・核開発に向けた協力の観点から、軍民の完全な分離に関する協議の成功を歓迎し、2005年7月18日の共同声明の完全な実現を期待する
 ・核エネルギー協力という共通の目的実現という重要な段階として、インドのITERイニシアチブへの参加を歓迎する
○2006/07会計年度予算案を議会に提出
(ニューデリー) チダムバラム財務相が、インド連邦の2006/07会計年度予算案を議会に提出した。注目された国防費は7%増となった。また、8.1%と高い伸びを見とおしている経済成長率を背景に、総額5兆6400億ルピー(前年比10.9%増。約14兆7770億円相当)の予算では新税導入は見送られた。(28日付ZEE NEWS.com)

2月18日
○タル急行が40年ぶりにインドへ。
(ムーナーバーオ) パキスタンのコークラーパールからムーナーバーオへの列車運行が正式に再開され、タル急行(Thar Express)の1番列車がムーナーバーオに到着した。同路線を列車が走るのは1965年以来約40年ぶり。(19日付The News International紙電子版)

○インドで初めて鳥インフルエンザへの感染を確認
 マハーラーシュトラ州内で、死んだ鶏から初めてH5N1型鳥インフルエンザ病原菌への感染が確認された、と保健省が発表した。同州保健相によると、州内で過去数日間に約5万羽の鶏が死んでいる。現在までヒトへの感染は確認されていないが、保健省当局は付近の住民に対し、追って通知するまで、鶏肉を食べないように注意を喚起している。(18日付BBC South Asia)

2月17日
○サルマーン・ハーンに対し有罪判決
 ボリウッドの有名な映画俳優であるサルマーン・ハーンが、1998年にラージャスターン州で無許可でインドレイヨウの狩猟を行ったとして、ジョードプルの裁判所で禁固1年、罰金5000ルピーの有罪判決を受けた。不服がある場合には、1カ月以内に控訴する権利がある。(17日付BBC South Asia)

2月10日
○アッサム州で夜間外出禁止令発令
 アッサム州ティンスキア(Tinsukia)県内で、警官隊とデモ行進を行っていた活動家が衝突し、警官2人と活動家5人が死亡した。同州内では、アッサム統一解放戦線(United Liberation Front of Assam)が活発な活動を継続しており、州当局は、事件が起きたカコパタール(Kakopathar)地区とその周辺地域に対し、夜間外出禁止令を発令した。(11日付BBC South Asia)

1月31日
○2月18日からタル急行の運行開始
(イスラーマーバード) コークラーパールとムーナーバーオを結ぶ列車の運行が2月18日から開始されることが、2国間の協議の末に正式に決定された。当面の間は毎週1往復(土曜日)が運行され、需要に応じて回数を将来変更するとの合意に達した。運行時刻は以下のとおり。カラーチー・コークラーパール間の運賃は190ルピー(約380円)。
 カラーチー発:前日夜→コークラーパール着午前9時
 コークラーパール発午前11時
 ムーナーバーオ発午後1時(コークラーパールからの列車が折り返し)(2月1日付The News International紙電子版)
(注)コークラーパール(Khokhrapar)という地名は、現地ではコークローパール(Khokhropar)と発音されているが、パキスタンTVでの発音等がコークラーパールとなっているので、こちらに統一することとした。

1月29日
○マンモーハン・スィング首相が内閣改造
(ニューデリー) マンモーハン・スィング首相が、連邦内閣改造を行い、大統領の下で10人の新閣僚が宣誓を行った。外相については、スィング首相が引き続き兼任する。(29日付The Hindu紙電子版ほか)
1月29日に発足した新閣僚名簿はこちらから。

○ジャスワント・スィング元外相一行80人がパキスタン入り
(コークローパール) ムーナーバーオとコークローパールを結ぶ列車運行に関する協議のため、30日、ジャスワント・スィング元外相一行80人がパキスタン側に鉄道で入国する。2月4日からの列車運行につき、運賃などの最終的な協議を行うのが目的で、7日間パキスタンに滞在する。当初6ヶ月間は、パキスタン国鉄が列車運行を担当し、カラーチー・コークローパール間を7時間で結ぶ。(29日、30日付DAWN紙電子版)

1月24日
○ブッシュ米大統領が3月にインド、パキスタンを公式訪問
(ワシントン) 訪米中のアズィーズ・パキスタン首相が、ホワイトハウスでブッシュ米大統領と会談し、席上ブッシュ米大統領が、3月にインド、パキスタンを公式訪問すると語った。(24日付Washington Post紙電子版)

○アムリトサル・ラーホール間のバス運行開始
(ラーホール) 印パ信頼醸成の一環として運行が決定していたアムリトサル・ラーホール間のバス第一便がラーホールに到着した。アムリトサルとナンカーナ・サーヒブを結ぶバスも1月27日からテスト運行が開始される。(25日付The News International紙電子版)

1月18日
(ニューデリー) 印パ両国の外務次官が出席して行われた第3次信頼醸成対話の1回目協議(1月17-18日)が終了した。協議終了後に発出された共同声明の骨子は以下のとおり。
 ○地域の平和を有意義な方法で一層前進させる
 ○安全保障および核ドクトリンに関し、紛争を避け相互信頼構築のため、それぞれ専門家会合にその権限を委嘱することで原則合意
 ○核関連事故や核兵器の未認可使用の危険性削減に向けた合意形成
 ○実効支配線に沿った地域での新たな駐留ポストの新設を行わない、軍司令官による月例会合の実施、という提案に関する協議を実施
 上記以外では、2006年4月までにラーワラーコート・プーンチ間でバス運行を開始することで合意した。(19日付The News International紙電子版)
(解説) 協議終了後に発出された共同声明には、最大の懸案事項であるカシュミール問題に関する具体策が今回も盛り込まれておらず、評価が分かれる点である。しかし、こうした継続的な対話の機会を持つことで、両国間の交流が深まっていくことは明白であり、その点では評価すべきであると考える。

1月16日
○第3次印パ信頼醸成対話開始
(ニューデリー) 第3次印パ信頼醸成対話のため、リヤーズ・ムハンマド・ハーン・パキスタン外務次官がニューデリー入りした。協議は17日から開始される。今次の協議での議題は、
 ○安全保障
 ○ジャンムー・カシュミール問題
 ○シアチェン氷河問題
 ○ウッラール堰問題
 ○シール・クリーク問題
 ○対テロ、麻薬密輸問題
 ○経済・商業関係促進
 ○諸側面における友好関係促進
の8項目となっている。(17日付The News international紙電子版、17日付Times of India電子版)

1月6日
○タル急行が2月1日から運行開始
(ニューデリー) 印パ両国が、2月1日からコークローパール・ムナーバーオ間の列車運行を開始することで合意した。タル急行(Thar Express)と命名され、当初は週1往復となる。6か月ごとにパキスタンとインドが列車運行を担当し、当初はパキスタンが担当する。運賃は未定。(7日付The News International紙電子版)
(解説) タル砂漠を横断する鉄道は、1965年の第2次印パ戦争を機に運行が停止されていたが、ここ数年の「信頼醸成対話」でその復活が議論されていた。復活すれば、両国間の鉄道はラーホール・アムリトサル間に続き、2路線目となる。

1月4日
○サウディアラビア政府が、ジャーマ・マスジドの修復を申し出
(ニューデリー) 1月26日の共和国記念日に主賓としてインドを訪問予定のファハド・サウディアラビア国王が、デリー市内にあるジャーマ・マスジド(1656年シャージャハーン帝により建立)の修復を申し出た。インド政府当局も、正式に申し出があったことを確認した。サウディ国王の訪印は51年ぶり。
 同日付BBC South Asiaによると、サウディアラビア政府による申し出は、インド国内に急進的なイスラームが広まる可能性もあるとして、治安当局は動向を注視しているという。(4日付Times of India電子版、4日付BBC South Asia)

1月3日
○バンガロール市内でのテロ事件で容疑者を逮捕
(バンガロール) 2005年12月28日にバンガロール市内で発生したテロ事件の捜査で、警察当局は、ラシュカレ・タイヤバ所属のアブドゥッ・ラフマーン容疑者(35)を1月1日バンガロール市内で逮捕したと発表した。同容疑者はアーンドラ・プラデーシュ州ナルゴンダ地区の住人で、今回の事件の主犯と目されており、14日間警察に拘束される。(3日付ZEE NEWS.COM)

2005年
12月31日

○アドヴァーニーBJP総裁が辞任を表明
インド人民党(Bhartiya Janata Party: BJP)のL.K.アドヴァーニー総裁(77)が、正式に辞任した。一方で、野党代表は引き続き継続する。2005年にパキスタンを訪問した際、パキスタン建国の父であるムハンマド・アリー・ジンナーを肯定する発言をして以降、党内強硬派からの反発が強まっていたもので、ムンバイーで開催された結党25周年式典で発表した。。29日のヴァージパイー前首相の政界からの引退とならび、BJPの一時代が終わったと言える。
 新総裁には、ラージナート・スィング(54, Rajnath SINGH)・ウッタル・プラデーシュ州首相(元連邦農相)が就任する。(31日付BBC South Asia)

12月29日
○ヴァージパイー前首相が政界からの引退を表明へ
ヴァージパイー前首相(81)が、政界からの引退を表明した。ムンバイー市内のインド人民党(Bhartiya Janata Party: BJP)集会で、次回の総選挙には出馬しないと語った。L.K.アドヴァーニーBJP総裁の辞任を2日後に控えての表明だった。両者ともに同党顧問として残る意向を表明している。(29日付BBC South Asia)
(解説)ヴァージパイー前首相(Atal Bihari VAJPAYEE)は、1926年マッディヤ・プラデーシュ出身のブラフマーン。1970年代には外相を務め、コングレス党を除けば、首相職在任はインド政治史上最長。2004年4月にはスリナガルでの演説でパキスタンとの関係改善容認を表明し、この発言が、現在の信頼醸成につながった。前回の選挙での敗北の後、同党総裁をL.K.アドヴァーニー前副首相に譲っていた。

12月28日
○バンガロール市内でテロ事件
(ニューデリー) 28日、バンガロール市内で開催されていたインド科学研究所(Indian Institute of Science)の年次総会で、カシュミール地方で活動しているラシュカレ・タイヤバとみられる団体が、自動小銃を発射し、プリーIIS教授(退官)が死亡し、科学者数名が負傷した。事件後、バンガロールと他の都市を結ぶ道路が封鎖され、政府施設などの警備が強化された。(30日付Washington Post紙電子版)
(解説)実行犯と見られているラシュカレ・タイヤバ(Lashkar-e Toiba)は、カシュミール地方の分離独立を目指して活動していると言われ、拠点をパキスタン国内に置く。ムシャッラフ・パキスタン大統領が、過激派取り締まりの一環で活動禁止処分を下したが、現在も活動は継続している。

12月27日
○麻生外相がパキスタン、インドを訪問
(東京) 麻生太郎外相が、2006年1月3日から6日までの日程で、インドおよびパキスタンを訪問し、両国の外相らと会談を実施すると、記者会見で発表した。麻生外相の外国訪問は就任後初めて。(28日付国内各紙)

○インドとイランがガス・パイプライン敷設で協議
(ムンバイー) インドとイランが、両国を結ぶ天然ガス・パイプライン敷設問題に関し、両国が、ニューデリーで12月28、29日に協議を実施する。パキスタンをとおる同パイプライン敷設計画について、3カ国が6か月以内の最終的な合意を目指す。イランからはネジャード・ホセイニヤーン副石油相が出席する。(27日付DAWN紙電子版)

12月26日
○次回の印パ信頼醸成対話は2006年1月17日から
(イスラーマーバード) パキスタン外務省が、印パ間の次官級信頼醸成対話が、ニューデリーで2006年1月17日から2日間の日程で実施されると発表した。対話のテーマは、カシュミール問題および安全保障問題となる予定であると、パキスタン外務省報道官が定例記者会見で発表した。
 また、1月5、6日には、ニューデリーで、両国の鉄道関係当局が、同月下旬からの運行が予定されている、コークローパール・ムナーバーオ間の鉄道路線再開問題を協議する。(27日付DAWN紙電子版)

12月13日
○インドがASEANとの協力を強化へ
(クアラルンプール) クアラルンプールで開催された「東アジア・サミット」で、インドが自国の「ルック・イースト政策」を一層進めるため、テロ対策、マラッカ海峡での海賊対策などの点で東南アジア諸国との関係の一層強化を申し出た。また、インドと東南アジア10カ国が津波警戒システムの構築などの点でも協力をすることで一致した。(14日付Zee News)

12月10日
○ラーホール・アムリトサル間のバス試験運行開始
(イスラーマーバード) 10月に開始が予定されていたが、地震のため遅れていたラーホール・アムリトサル間のバスが11日から試験的に開始される。11日にはアムリトサルからラーホールに向け運行され、ラーホールからアムリトサルに向けては13日に運行を予定している。(11日付The Daily Times紙電子版)

12月6日
○ナトワル・スィン外相が辞任
(ニューデリー) ナトワル・スィン外相が辞任を発表した。アナン国連事務総長の任命による独立調査委員会の報告書の中で、2001年のイラクにおける石油取引を巡り、収賄の疑いがあると名指しされたことを受けての辞任だが、6日に発表された声明では、無罪を主張するとともに、辞任理由を、国会の停滞の理由となりたくないと説明した。(7日付The Hindu紙電子版)

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