石黒教員 翻訳書『認知症を支える家族力〜22人のデンマーク人が家族の立場から語る』


『認知症を支える家族力〜22人のデンマーク人が家族の立場から語る』
(ピーダ・オーレスン、ビアギト・マスン、イーヴァ・ボーストロプ編,新評論,2011年2月発行)






デンマークで出版され大反響をよんだ「悲しみと喪失のシリーズ」からの邦訳 第2弾

家族が認知症になった時、あなたは…高齢者・認知症・家族の問題をリアルに伝える感動の記録


◆デンマーク元社会大臣ベント・ロル・アナセン氏推薦◆
「本書は、愛する家族を認知症に奪われてしまった人々の、心を震わすような 感動的な手記を集めたものです。認知症の家族が味わっている辛い思いに読者は 衝撃を受けるかもしれませんが、本書には、心温まる素晴らしいエピソードも満 載されています。苦しんでいた家族のほとんどが、最終的には幸福な結末を迎え ているのです。特に、素晴らしい施設のスタッフに家族を委ねて、平穏な生活を 取り戻す家族たちが展開するストーリーに胸を打たれます。どの国よりも速いス ピードで高齢化が進んでいる日本社会では、認知症を患う人とその家族が増える に従って認知症についての情報がますます必要になっていくことでしょう。それ ぞれの家族の貴重な体験を集めた本書が、今後の日本社会において大きな役割を 果たすものと確信しています。(ベント・ロル・アナセン筆)」