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教員紹介

岡本 淳子 准教授

岡本 淳子 准教授
  • 研究者名(フリガナ) 岡本 淳子(オカモト ジュンコ)
  • 職 名准教授
  • 専攻語スペイン語
  • 電子メールokamoto.junko.hmt[at]osaka-u.ac.jp

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

こんにちは。スペイン文学を専門にしている岡本淳子です。授業ではスペイン語の文学を教えていますが、研究分野はスペイン演劇です。ゼミでは戯曲や短編小説を読んでいます。スペイン語を正しく読むことは大事ですが、それだけではなく、時代背景や人物の心情など深く考察して、みんなで活発に議論しています。外国語、特にスペイン語に興味がある人はもちろんですが、スペイン語圏の歴史、文化、文学、そして人々に興味ある人は是非一緒に勉強しましょう。
研究分野 スペイン演劇
キーワード 独裁制、検閲、記憶、トラウマ
研究テーマ

1)20世紀スペインの独裁時代の演劇:劇作家と検閲の関係を研究しています。特に検閲との戦いにおいて明暗を分けたアントニオ・ブエロ・バリェホとアルフォンソ・サストレについては検閲報告書の分析などもしています。
2)フランコの独裁制以降の演劇:フランコの独裁制が終わり民主化が到来したスペインで若い作家たちが負の歴史やトラウマをどのように演劇作品にしているのかを研究しています。

代表的著作、論文等

著書『スペインの劇作家アントニオ・ブエロ・バリェホー独裁政権下の劇作と抵抗』
論文「スペイン演劇の翻訳におけるジェンダー―スペイン語の言語的特徴と社会における女性像から考える―」
論文「アルフォンソ・サストレの実験的演劇『アナ・クライバー』ー語り、時空間の飛躍とメタシアター」

所属学会、その他の研究活動等 日本演劇学会、日本イスパニヤ学会、大阪大学言語社会学会
担当授業 ●学部 スペイン文学講義
●研究科目 ヨーロッパ言語文化表象論
●全学共通科目 スペイン語中級