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教員紹介

長谷川 信弥 教授

  • 研究者名(フリガナ) 長谷川 信弥(ハセガワ シンヤ)
  • 職 名教授
  • 専攻語スペイン語
  • 電子メールhasegawa.shinya.hmt[at]osaka-u.ac.jp

■ 外国語学部を目指す受験生の皆さんに

スペイン語は、ラテン語から生まれたロマンス諸語のひとつです。外国語学部で専攻できるロマンス語は、ヨーロッパの東から西に言語を並べた順に、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語です。スペイン語は、書いてあるとおりに読めるうえに、音が比較的い簡単で、日本語の話者には発音が容易です。しかし、動詞の活用はたくさんあり、どうしても活用を覚えないといけません。学部生のみなさんは、活用をしっかりと覚え、多くの人が3年次から4年次にかけてスペイン語圏の国に留学します。留学すると、見違えるくらいスペイン語が上手になります。1年次や2年次の学習はたしかに大変ですが、卒業するときには学習の成果が十分に実感できるでしょう。
研究分野 カタルーニャ語学、スペイン語学
キーワード スペイン語、カタルーニャ語、ロマンス語、言語学
研究テーマ

私の専門はロマンス語学、とくにカタルーニャ語学とスペイン語学です。ロマンス語学とは、ロマンス諸語を研究する言語学です。ロマンス諸語とは、ラテン語から生まれた言語のことです。外国語学部で専攻できるのは、ヨーロッパの東から西に言語を並べた順に、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語です。これらの言語はもとは同じひとつの言語ラテン語です。ラテン語にはネイティブの話者がいません。ロマンス諸語になってしまったからです。私はそのなかでも、とくにカタルーニャ語とスペイン語を研究対象にしています。カタルーニャ語とは、スペインのバルセロナを中心としたカタルーニャ地方の言語です。バルセロナは、ふたつの言語、カタルーニャ語とスペイン語が公用語のバイリンガルの都市です。スペイン語専攻では、スペイン語の学習がメインですが、カタルーニャ語やスペインのその他の地域の言語、ガリシア語もバスク語も学べます。

代表的著作、論文等

専攻語教科書「スペイン語」(大阪大学出版会)、「日本語から考える!スペイン語の表現」(共著、白水社)

所属学会、その他の研究活動等 日本イスパニヤ学会、日本ロマンス語学会
担当授業 ●学部 スペイン語1、スペイン語学概論、スペイン語12、スペイン語学講義、スペイン語学特別演習、カタルニア語
●研究科目 広域言語実践論、ヨーロッパ・アメリカ言語社会論特別研究