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外国語学科ペルシア語専攻
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ご挨拶
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開設科目
学生生活
関西イラン研究会
専攻内連絡(関係者のみ)
 
  開設科目
 
2024年度春~夏学期開設科目
専攻科目講義(履修年次:2年生)
 
授業科目
イラン言語・歴史概論Ia
担当教員
吉田 雄介
講義題目
イランを中心とする西アジアの歴史と地理
講義内容

・授業の目的と概要
本講義の目的は、イランに関する歴史的・地理的な幅広い知識の獲得にある。具体的には、イランを中心に西アジアの地理を歴史的側面から講ずる。そもそも場所や地域は多様な構成要素から成り、また現在の地域や場所の姿は過去の積み重ねの上に形成されている。その点で、「イラン」という地域や場所は、過去の積み重ねの中で理解されねばならないし、他の地域との関係の中で理解されねばならない。そこで、本講義では、地域間の関係性を重視する世界システム論的なパースペクティブから、時代的には先史時代から現在まで幅広く扱うことにする。また、時代ごとにイラン西部や東部といった特定の地域に注目しながら授業を進めていきたいと思う。

・学習目標
・学生諸君が、イランの歴史地理が育まれた自然環境について基本的な知識を獲得することを目標とする。

・学生諸君が、古代から現代までのイランの歴史を「世界システム論」を軸に、統一的に理解できるようになることを目標とする。

 

授業科目
イラン言語・歴史概論IIa
担当教員
木下 実紀
講義題目
イラン歴史文化概論
講義内容

・授業の目的と概要
イランがどのような歴史文化を有しているのかを理解するために、人々が営む歴史的・宗教的行事について概説する。

学習目標
イランにおいてどのような歴史文化があるのか理解し、自分の言葉で説明できるようになること。

 

専攻語科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語Ia
担当教員
レザーイーバーグビーディー、ハサン
講義題目
Advanced course in Persian
講義内容

این درس دانشجویان را با ساختارهای دستوری پیشرفته‌ زبان فارسی آشنا خواهد کرد.
با گذراندن این درس دانشجویان خواهند توانست ساختارهای دستوری پیشرفته زبان فارسی را در مکالمه‌ها و نوشته‌های خود به‌درستی به کار برند.

 

授業科目
ペルシア語IIa
担当教員
レザーイーバーグビーディー、ハサン
講義題目
Thematic Conversation in Persian
講義内容

 

هدف این درس تقویت توانایی دانشجویان در مکالمۀ پیشرفته به زبان فارسی است.
دانشجویان با گذراندن این درس با ویژگیهای زبان‌شناختی و آثار بازماندۀ زبانهای ایرانی از قدیم‌ترین ایام تا به امروز آشنا خواهند شد.

 

授業科目
ペルシア語IIIa
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化文献講読
講義内容

・授業の目的と概要
イラン民俗に関するペルシア語資料の読み方を学びつつ、イラン人の伝統的な思考方法を理解することをこの授業の目的とする。

・学習目標
受講生はペルシア語の語法についての理解を深めることができると同時に、イラン民俗に関する知識を得ることができる。

 

授業科目
ペルシア語IVa
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語古典文学の朗読(a)
講義内容

・授業の目的と概要
本授業ではペルシア語のクラシック文学作品を広く浅く精読する。数百年前のペルシア語のスタイルに触れるとともに、現代ペルシア語との比較を行う。また、作品の概要や詩人、作家の思想、当時の考え方、生活の様子も窺える。

・学習目標
精読を通して読解力を理解を深めながらペルシア語能力をさらにスキルアップする。

 

授業科目
ペルシア語Va
担当教員
中村 菜穂
講義題目
現代イラン文学講読Ⅰ
講義内容

・授業の目的と概要
1、2年次に学んだ内容を確認しながら、現代イラン文学の作品講読を通じてペルシア語の読解力・理解力を鍛えます。また背景となるイラン社会についてより広く、深く理解することを目指します。

・学習目標
ペルシア語の平易な文章を読んで内容を把握し、日本語に訳すことができる。
ペルシア語の文学作品について知識を得、内容について論じることができる。
一人以上のペルシア語詩人・作家について詳しく人に紹介することができる。

 

専攻科目講義(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
イラン語学講義a(A)
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語構造論A
講義内容

・授業の目的と概要
2年間以上ペルシア語を学んだ人のペルシア語能力をさらにアップし、現代ペルシア語の文法、語彙、語形成、表現方法等をさらに伸ばすための授業である。ペルシア語ので気持ちを表す表現法、ペルシア語の表現文型などについて例文を確認しながら学ぶ。現代ペルシア語のリスニングも試みる。

・学習目標
ペルシア語での表現力をさらに発展・深化させるのが目標である。

 

授業科目
イラン語学講義a(B)
担当教員
レザーイーバーグビーディー、ハサン
講義題目
مقدمه‌ای بر زبان‌شناسی ایرانی
講義内容

 

در این درس خانوادۀ بزرگ زبانهای ایرانی معرفی خواهد شد و سیر تحول این خانوادۀ زبانی از قدیم‌ترین ایام تا به امروز مورد بررسی قرار خواهد گرفت.
دانشجویان با گذراندن این درس با تاریخ زبانهای ایرانی آشنا خواهند شد.

 

授業科目
ペルシア文学講義a
担当教員
中村 菜穂
講義題目
現代知識人論
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では古典的名著であるエドワード・サイード『オリエンタリズム』を主要な参照文献とし、世界的な視野での中東の位置付けや、アラブ地域との比較のうえでイランという地域・文化をどのように捉えるべきかを考察します。同書の精読を通じて、今日に続く中東に関する様々な議論について理解を深めるとともに、学問に対する批判的知見を養うことを目的とします。

・学習目標
「オリエンタリズム」の議論の背景となる知の形成過程を理解し、自分なりの考察を行うことができる。
「オリエンタリズム」の関わる様々な分野のうち一つ以上について、例を挙げて説明することができる。
イランを含む西アジア地域に関わる今日的課題について分析し、自らの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化講義Ia
担当教員
吉田 雄介
講義題目
イラン地誌概説
講義内容

・授業の目的と概要
本講義では、イランを中心に西アジアの地誌・人文地理を講ずる。ただし、一口に「イラン」と言っても広大な国土ゆえ自然・文化的な差異が極めて大きい。そこで、民俗や生業、あるいは住まいなどといったさまざまな文化的トピックスを扱うことで、イランの多様性・多元性を学んでゆきたい。
なお、「文化」という概念の理解・解釈は時代によって変化してきたが、本講義ではいわゆる物質文化を中心にイラン文化を考えることにしたい。

・学習目標
・学生諸君が、イランの文化に関わる各トピックス(民族や国民、物質文化など)について、地図や統計から地理的分布状況(現状)を把握できるようになる。
・さらに、なぜそのような地理的状況が生まれたのかを論理的に理解し、他者に当該地域を十分に説明できるようになる。

 

授業科目
イラン文化講義IIa
担当教員
木下 実紀
講義題目
ペルシア文学史概論
講義内容

・授業の目的と概要
重厚な歴史を有するペルシア文学史の概略を理解し、立憲革命期に至るまでの主要な詩人や作家、作品に関する情報を身につける。各作家の作品のテクストを随時使用し、作家や作品の特徴を把握することを目標とする。

・学習目標
学生がペルシア文学史の大まかな流れについて説明することができる。
ペルシア文学史上の代表的な作家と作品を把握し、説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IIIa
担当教員
竹原 新
講義題目
現代イランの文化と社会
講義内容

・授業の目的と概要 
イランの現状を的確に把握し、詳細に分析することにより、現代イランの抱える諸問題についての理解を深めることを目的とする。

・授業計画
受講生は現代イランの諸問題の分析に必要なペルシア語資料を収集し、その問題の背景を説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IVa(集中講義)
担当教員
徳永 佳晃
講義題目
イラン立憲制史
講義内容

・授業の目的と概要
イランでは今日、「イスラーム共和制」と言われる、イスラームに立脚した統治と西欧的な政治機構とを合わせた特徴的な政治体制が成立している。その体制が成立した背景を考察するにあたり、本講義ではイラン法制度、特に近代憲法に着目し、それが現代の体制に至るまでいかなる変容を経てきたかを探究する。この探究においては、同時代における他地域との連関、すなわち法体系及び憲法思想の広範な伝播、連鎖その他の相互作用に留意することが欠かせない。以上を踏まえつつ、一国家の枠を超えたグローバルな知の連関という観点から、イラン立憲制史を理解することを本講義の目標とする。

・学習目標
イラン近現代の政治、社会を憲法という観点から考察するため、イラン国憲法典、イラン・イスラーム憲法という2つの憲法典の制定背景、及び運用実態を理解する。
イラン立憲制史と同時代のグローバルな展開との繋がりを認識するため、近代憲法から現代憲法への変化、さらにはイスラーム復興といった国際的な潮流のなかに上記2つの憲法典を位置づける。


専攻科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語学演習a
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語学卒論ゼミA
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア語に対する様々なアプローチ法を検索し、卒業論文作成を視野に、各受講者が自らのテーマを発表し、議論を踏まえて、ペルシア語やイランの社会に関する理解を深める。プレゼンテーションのスキルを身に着ける。

・学習目標
卒業論文の書き方を学ぶことができる。他の参加者との議論を通して卒業論文のテーマを絞り、完成に向けて必要となる知識や能力が身に付く。

 

授業科目
ペルシア文学演習a
担当教員
中村 菜穂
講義題目
ペルシア文学・イラン文化卒論ゼミ1
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では、論文執筆の目的と方法について学びます。イランの文学・文化・社会について受講生それぞれの研究方法を探求し、発表を通じて自身の研究内容についての理解を深めるとともに、個々の論文の完成を目指します。

・学習目標
自らの設定した研究テーマに沿ってふさわしい研究方法を見つけることができる。
自身の研究内容に適切な資料を見つけ、議論に活かすことができる。
自分以外の受講生の研究内容に関心を持ち、自分なりの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化特別演習a
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化研究
講義内容

・授業の目的と概要
この授業の目的は、イラン文化を扱うための研究方法について習熟しつつ、発表や討議を通して研究能力を向上させることにある。

・学習目標
各自の研究テーマについて自分の意見を論じることができるだけでなく、他の受講生との議論を通して、自らの研究を進める能力を得ることができる。

 

2024年度秋~冬学期開設科目
専攻科目講義(履修年次:2年生)
 
授業科目
イラン言語・歴史概論Ib
担当教員
吉田 雄介
講義題目
イランを中心とする西アジアの社会地理
講義内容

・授業の目的と概要
本講義の目的は、イランに関する歴史的・地理的な幅広い知識の獲得にある。具体的には、本講義では、イランを中心に西アジアの地理を歴史的側面から講ずる。「イラン言語・歴史概論Ⅰa」とは異なり本講義では、人口、都市、産業といったより近代的・現代的なトピックスを軸に西アジア地域(とくにイランを中心とする)の人文・社会・歴史地理を講ずる。
なお、イランと他地域との比較にも十分な目配りをするつもりである。したがって、イランに関する知識が乏しい学生にも積極的に受講して欲しい。
科目の性質上、イランおよび西アジアを中心に講義を進めることになるが、他地域あるいは日本との比較の視点にも十分な目配りをしたいと思っている。また、イランの特殊性に注目するだけでなく、普遍性にも注目したい。このため、各トピックスは基本的に、(1)現状の把握(地理的分布状況)をした上で、(2)過去の状況を把握し、(3)最後に過去から現在への変化を説明する理屈を提示する、という順序で進める。

・学習目標
・学生諸君が、イランに関する各トピックス(都市の地理や人口の地理など)について、地図や統計から地理的分布状況(現状)を把握できるようになる。

・学生諸君が、その上で、なぜそのような地理的状況が生まれたのかを論理的に理解する能力を獲得し、他者に当該地域の地域性を説明できるようになることを目標とする。

 

授業科目
イラン言語・歴史概論IIb
担当教員
木下 実紀
講義題目
イラン文化・社会概論
講義内容

・授業の目的と概要
現代のイラン社会について多角的に理解するため、国内外からイランを取り上げた作品に触れる。

学習目標
イラン国内の社会について多角的に理解し、イラン社会が抱える問題について自分の言葉で説明することができる。

 

専攻語科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語Ib
担当教員
レザーイーバーグビーディー、ハサン
講義題目
Advanced course in Persian
講義内容

این درس دانشجویان را با ساختارهای دستوری پیشرفته‌ زبان فارسی آشنا خواهد کرد.
با گذراندن این درس دانشجویان خواهند توانست ساختارهای دستوری پیشرفته زبان فارسی را در مکالمه‌ها و نوشته‌های خود به‌درستی به کار برند.

 

授業科目
ペルシア語IIb
担当教員
レザーイーバーグビーディー、ハサン
講義題目
Thematic Conversation in Persian
講義内容

 

هدف این درس تقویت توانایی دانشجویان در مکالمۀ پیشرفته به زبان فارسی است.
دانشجویان با گذراندن این درس با ویژگیهای زبان‌شناختی و آثار بازماندۀ زبانهای ایرانی از قدیم‌ترین ایام تا به امروز آشنا خواهند شد.

 

授業科目
ペルシア語IIIb
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化文献講読
講義内容

・授業の目的と概要
イラン民俗に関するペルシア語資料の読み方を学びつつ、イラン人の伝統的な思考方法を理解することをこの授業の目的とする。

・学習目標
受講生はペルシア語の口語を聞き取った上で、語法についての理解を深めることができると同時に、イラン民俗に関する知識を得ることができる。

 

授業科目
ペルシア語IVb
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語古典文学の朗読
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア語Ⅳaで近現代ペルシア語の作品を中心に精読するが、ペルシア語Ⅳbでは古典文学(いわゆるクラシック文学)の講読を通して、ペルシア文学に関する知識を得えながら、古いペルシア語のスタイルや表現法を確認し、現代ペルシア語との比較を行う。

・学習目標
ペルシア語の古典を読み、理解した上、できる範囲で日本語への翻訳も試みる。

 

授業科目
ペルシア語Vb
担当教員
中村 菜穂
講義題目
現代イラン文学講読2
講義内容

・授業の目的と概要
前期に引き続き、これまでに学んだ内容を確認しながら、現代イラン文学の作品講読を通じてペルシア語の読解力・理解力を鍛えます。また背景となるイラン社会についてより広く、深く理解することを目指します。

・学習目標
ペルシア語の平易な文章を読んで内容を把握し、日本語に訳すことができる。
ペルシア語の文学作品について知識を得、論じることができる。
一人以上のペルシア語詩人・作家について詳しく人に紹介することができる。

 

専攻科目講義(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
イラン語学講義b(A)
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語構造論B
講義内容

・授業の目的と概要
2年間以上ペルシア語を学んだ人のペルシア語能力をさらにアップし、現代ペルシア語の文法、語彙、語形成、表現方法等をさらに伸ばすための授業である。ペルシア語ので気持ちを表す表現法、ペルシア語の表現文型などについて例文を確認しながら学ぶ。現代ペルシア語のリスニングも試みる。

・学習目標
ペルシア語での表現力をさらに発展・深化させるのが目標である。

 

授業科目
イラン語学講義b(B)
担当教員
レザーイーバーグビーディー、ハサン
講義題目
مقدمه‌ای بر زبان‌شناسی ایرانی
講義内容

 

در این درس خانوادۀ بزرگ زبانهای ایرانی معرفی خواهد شد و سیر تحول این خانوادۀ زبانی از قدیم‌ترین ایام تا به امروز مورد بررسی قرار خواهد گرفت.
دانشجویان با گذراندن این درس با تاریخ زبانهای ایرانی آشنا خواهند شد.

 

授業科目
ペルシア文学講義b
担当教員
中村 菜穂
講義題目
ペルシア文学と政治批判
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア文学は、一部の例外はあるものの、歴史的に時々の政権と何らかの関わりを持ってきたといえます。そのことは、現代のイランにおける芸術や文学の社会的位置付けとも関わっていると考えられます。この授業では、文学者による政治批判の例を取り上げ、ペルシア語の言語文化と政治・社会との結びつきについて理解を深めることを目指します。

・学習目標
ペルシア語文化圏の歴史について一定程度の知識を持ち、説明することができる。
ペルシア語文学の著名な詩人・作家・著述家のうち一人以上について、詳しく紹介することができる。
ペルシア語の言語文化と政治・社会との関わりについて、具体的な作品に即して自身の考えを述べることができる。

 

授業科目
イラン文化講義Ib
担当教員
吉田 雄介
講義題目
環境・農業からみたイランの地域差
講義内容

・授業の目的と概要
イランの国土は広大であり、その環境は苛酷である。そこで本講義では、イランの自然環境と人びとの生活の営み(あるいは文化)の関係について考えてゆきたい。環境が文化や人間そのものを規定するという過度の「環境決定論」的な見方は慎まねばならないが、苛酷な自然環境と人文活動の両者を扱いながら、両者のゆるやかな関係を考えてみたいと思う(また、イラン・西アジアの地理については基礎的な知識がない者も多いと思うので、その配慮として日本との比較・参照も随時織り込みながら説明を進めたい)。

・学習目標
・学生諸君が、西アジアの中にイランを位置づけつつ、イランの地誌を理解することで、私たちの文化や社会とは大きく異なる地域を理解する方法を学び、他者にも当該地域の地域性を説明できるようになる。

・学生諸君が、広大なイラン国内の地域差を論理的に説明できるようになる。

・学生諸君が、自然環境と人文活動(文化や経済や法など)の間のゆるやかな因果関係を説明できるようになる。

 

授業科目
イラン文化講義IIb
担当教員
木下 実紀
講義題目
ペルシア文学史概論
講義内容

・授業の目的と概要
重厚な歴史を有するペルシア文学史の概略を理解し、立憲革命から今日に至るまでの主要な詩人や作家、作品に関する情報を身につける。各作家の作品のテクストを随時使用し、作家や作品の特徴を把握することを目標とする。

・学習目標
学生がペルシア文学史の大まかな流れについて説明することができる。
ペルシア文学史上の代表的な作家と作品を把握し、説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IIIb
担当教員
竹原 新
講義題目
現代イランの文化と社会
講義内容

・授業の目的と概要 
イランの現状を的確に把握し、詳細に分析することにより、現代イランの抱える諸問題についての理解を深めることを目的とする。

・授業計画
受講生は現代イランの諸問題の分析に必要なペルシア語資料を収集し、その問題の背景を説明することができる。

 

授業科目
イラン文化講義IVb(集中講義)
担当教員
村山 木乃実
講義題目
イランにおける文学・宗教・思想の関わりを学ぶ
講義内容

・授業の目的と概要
現代イランでは、同じシーア派とはいえ、現在の政権が掲げるシーア派とは異なる思想を持つ知識人がいる。宗教的知識人と呼ばれる彼らの思想は、1960年代から現代に至るまで、イラン社会に影響を与え続けている。この授業では、宗教的知識人に焦点をあて、彼らの思想の特徴を理解することを目的とする。
また、彼らの思想の基盤には、ペルシア文学と宗教があるため、この授業ではまずペルシア文学と宗教の概説から始める。一連の講義を通じて、現代イラン社会への理解を深めることも、この授業の目的の一つである。

・学習目標
現代イランの宗教的知識人のうちの代表的な人物とその思想の特徴の説明が、文学と宗教の観点から説明ができる。
ペルシア文学の潮流を論理的に説明できる。
イランにおけるイスラームの潮流論理的に説明できる。

 

専攻科目演習(履修年次:3・4年生)
 
授業科目
ペルシア語学演習b
担当教員
ジェイ ベヘナム
講義題目
ペルシア語学卒論ゼミb
講義内容

・授業の目的と概要
ペルシア語に対する様々なアプローチ法を検索し、卒業論文作成を視野に、各受講者が自らのテーマを発表し、議論を踏まえて、ペルシア語やイランの社会に関する理解を深める。

・学習目標
学術論文や卒業論文の書き方を学ぶことができる。他の参加者との議論を通して卒業論文のテーマを絞り、完成に向けて必要となる知識や能力が身に付く。

 

授業科目
ペルシア文学演習b
担当教員
中村 菜穂
講義題目
ペルシア文学・イラン文化卒論ゼミ2
講義内容

・授業の目的と概要
この授業では、論文執筆の目的と方法について学びます。イランの文学・文化・社会について受講生それぞれの研究方法を探求し、発表を通じて自身の研究内容についての理解を深めるとともに、個々の論文の完成を目指します。

・学習目標
自らの設定した研究テーマに沿ってふさわしい研究方法を見つけることができる。
自身の研究内容に適切な資料を見つけ、議論に活かすことができる。
自分以外の受講生の研究内容に関心を持ち、自分なりの意見を述べることができる。

 

授業科目
イラン文化特別演習b
担当教員
竹原 新
講義題目
イラン文化研究
講義内容

・授業の目的と概要
この授業の目的は、イラン文化を扱うための研究方法について習熟しつつ、発表や討議を通して研究能力を向上させることにある。

・学習目標
各自の研究テーマについて自分の意見を論じることができるだけでなく、他の受講生との議論を通して、自らの研究を進める能力を得ることができる。

注: 専攻語科目1年実習・2年実習、卒業論文を除く。  

 

 
 
 
 
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